 |
 |
一番安心して過ごせる場所である住宅。しかし近年、階段や浴室での転倒事故、浴槽内での溺水事故など家庭内の事故が大変多くなっています。死亡につながる事故でなくとも、ご老人の場合、事故がきっかけで寝たきりになってしまうケースも多くあります。
バリアフリーリフォームで安全な住まいを手に入れませんか?
バリアフリーリフォームによる家庭内事故の予防は、介護の予防にもつながります。いつまでも元気にお過ごしいただくお手伝いをいたします! |

一番安心して過ごせる場所である住宅ですが、交通事故で亡くなる人より家庭内事故で亡くなる人のほうが多いという事実はご存じですか?赤ちゃんから高齢者を対象にした調査ですが、家庭内事故の対象者は60才以上の高齢者がほとんどです。

※65才以上を対象とした家庭内における主な不慮の死亡事故の種類別構成割合(厚生労働省・人工動態統計年報 平成18年度版より) |
左のグラフは65才以上を対象とした家庭内の死亡事故の種類別の割合です。
「転倒事故」の約半分は「スリップ、つまづき及びよろめきによる同一平面上での転倒」が原因です。次いで「階段及びステップからの転落及びその上での転倒」が約20%、「建物からの転落」が約11%です。
「溺死」の約90%の原因は「浴槽内での溺死及び溺水」です。
「その他の不慮の窒息」は食べ物をのどに詰まらせる事による窒息がもっとも多く約70%。
家庭内事故の半分以上を占める「転倒事故」および「溺死」は住宅の設備によって防げる事故です。
年齢的にまだ早い、と思っていても事故はいつ何時起こるかわかりません。グラフは65才以上の数値をもとにしていますが、若年層でも事故は皆無ではありません。早めの対策が大切です。
|

 |
手すり 〜足腰の負担軽減、転倒防止に〜 |
|
階段や廊下、玄関、トイレ、浴室などに手すりを取り付ければ、足腰の負担が軽減され、転倒防止に役立ちます。
手すりは体を支える・立ち座りの補助・移動サポートなど高齢者や体の不自由な方にはなくてはならないものです。
バリアフリーリフォームにおいて必須といえるでしょう。 |

(c)Panasonic 左:らくレール 右:内装ドア 上吊り引戸 1間3枚連動片引き KG型 |
 |
階段 〜足腰に負担の少ないゆるやかな階段に〜 |
|
家庭内の転倒事故が多い階段は、勾配が緩やかで昇りやすく、万が一転倒した場合の安全措置(踊場を設けるなど)が講じられた階段が望ましいでしょう。
勾配を緩やかにすれば当然それなりにスペースも必要になりますが、階段の下を収納にしたり無駄にはしないアイデアを提案させていただきます。 |

(c)Panasonic 左:連続手すり・オープンベース材 |

階段や廊下に手すりを設置したり、住宅の段差をなくなど一定のリフォーム工事を行った場合、「所得税の控除」や「固定資産税の減額」を受けることができます。減税措置を活かして、住まいのバリアフリー化をすすめられてはいかがでしょうか。
◆工事費用:30万円(補助金などを除く)を超えるバリアフリー改修工事を行った場合
◆対象となる工事内容:
・廊下の拡幅 ・階段の勾配の緩和 ・お風呂の改良 ・トイレの改良 ・手すりの設置
・屋内の段差の解消 ・引き戸への取替え ・床表面の滑り止め化
◆対象者
以下のいずれかの条件に該当していることが必要です。
(1)50歳以上の人
(2)介護保険法で要介護、または要支援の認定を受けている人
(3)障害者の人
(4)2または3の条件にあう人、あるいは65歳以上の人と同居している人
◆必要書類
増改築等工事証明書
|